このところ、また寒さがぶり返し。
いったんほころびかけた桜の蕾は、その動きを止めた。

写真は、飯田市美術博物館の｢安富桜（やすとみざくら）｣。
蕾が少しピンクがかってはいるが、開花までにはまだ時間がかかりそう。

この桜、樹齢４００年とか５００年とか言われている有名な桜。
いろいろ寿命を延ばすための策が施されているようだが、木に勢いがなくなっているのは、誰の目にも明らか。
周囲を固めたコンクリートをはがしてやれば、元気になるだろうに・・・

ここ２～３年、飯田の旧市街地では、駐車場や道路の拡張のために、桜が、それも風情のある古木が次々と切られている。
｢環境｣を売り物にしながら、その裏で・・・　わが町ながら恥ずかしい。